ギャンブルの合法化および文化的影響について

ギャンブル合法化までの長い道のり

考古学者たちは、紀元前2千年頃には中国、エジプト、ギリシャ、そして日本で既に確率ゲームが行われていた証拠を発見しています。東洋と同じように南北アメリカ大陸の墓地の中からもサイコロが発見されています。しかし19世紀中頃に流行した疫病の影響での変化が起きました。かくして1960年代は確率のゲームやギャンブルにとって最悪の時代となりましたが、その20年後には民営ギャンブルビジネスが好況となり、ブラックジャック、ルーレット、動画などに対して何百万人もの人々が強い関心を示すのでした。 

1930年代、ギャンブルの合法化がついに始まりました。1934年に米国初となる合法宝くじが行われ、その30年後にはまた別の宝くじが登場しました。宝くじは現在、米国44州およびワシントンDCで行われています。宝くじはギャンブルゲームの一つですが、すでに人々の生活に定着しているのです。

現代の合法ゲーミング

北米には1000以上のカジノビジネスが存在し、年間およそ290億ドルの売り上げを出しています。かなりの数の企業やインターネット愛用者が、ほとんど初期資本無しにオンラインカジノを開設して米国のプレイヤーを歓迎していることは、もはや驚くことでもありません。1990年代半ばに初めてインターネットギャンブルサイトが開設されるようになり、その大半がカリブ海の島々で開設されました。そして5年間に600件のオンラインカジノが設立されたのです。

2008年にはインターネットゲーミングの収益は実店舗ベースのカジノと同レベルに成長し、今ではそれを上回っています。しかし、何もかもがうまくいったわけではありません。行政は当初からずっと米国のプレイヤーたちがオンラインカジノに登録することを阻もうとしてきました。例えば、2006年にはゲーミング規制法によってクレジットカード会社や銀行がギャンブルプラットフォームでの支払いを禁止しました。しかし、幸いにもゲーミングビジネスが各州にもたらす経済効果が当局から次第に認識されるようになってからは、オンラインカジノがよりアクセスしやすくなったり、ゲーム保護ライセンスが義務づけられるようになりました。これで誰もが満足です!

内面的および文化的影響

どれほど多くの人が規則の簡素化を求めているにもかかわらず、オンラインゲーミングに関する規制が一段と多くなっていることは、我々が皆最も疑問に思っている点でしょう。研究者らによると、この問題はプラットフォームのリスクが高く、サイバー攻撃や悪意のある策略、あるいは不正アクセスなどの脅威が絶えないことが理由だと言われています。当局も全てのプレイヤー、オンラインカジノ、州の担当官らのために、あらゆる脅威や危険を検証し、最も有効な決定を下す必要があります。

政府は市場へのアクセスを制御すると同時に推進するために最大の努力をしているわけですが、オンラインおよび実店舗カジノでのプレイヤーたちは、ギャンブルサイトを使い続けながら数学・分析的思考を鍛え、収益を増やし、時間を費やし、腕の良いプレイヤーたちと交流しようとしています。アメリカ人が運の力を本当に信じている国民であることを忘れてはなりません。賭けをするという行為は私たちの社会や日々の生活に深く浸透しています。

あちこちの国でよく使われる言い回し「you bet」は良い例の一つです。この言い回しは様々な意味で日常的に使われており、ノースダコタ州とサウスダコタ州では「そうです」、ニューイングランド地方では「どういたしまして」、西部では「ありがとう」などの意味で使われています。

米国社会で本質的な部分を占めるギャンブル

現代に生きる人々は、朝から晩まで危険に直面しており、それが日常化しています。ギャンブルはリスクの最も典型的な形の一つであり、ゲームプレイからは不確実性、不安感、時には絶望さえ生まれるものです。それなのになぜ米国人は運任せのゲームをこれほど楽しむのでしょう?理由は様々ですが、日常生活からの逃避、多くのお金をかけずに大金を稼ぎたいという願望、新たな友達を作ること、そしてあの輝かしいアメリカンドリームなどが挙げられます。しかし、動機が何であれ、何百万人もの人がスロットマシンやテーブルゲームでギャンブルをしているわけで、各自が責任ある行動を取る限りにおいては何の問題もないことなのです。